共栄ニュース 2026年11月号 「薄暮時間帯に潜む危険!秋・冬の交通事故防止」

2026/11/04

共栄NEWSをご覧の皆さま、こんにちは!株式会社FULLxALL(フルオール)の大林です。

10月から12月は事故が多くなる季節。
今回は、暮れどきの行動をされる方が多いとされる「高齢者」の交通事故防止について確認を進めます。
10月から12月は事故が多くなります。
特に11月は死亡事故が最も多い月(2025年)となりますので、これまで以上の安全行動が必要です。

では、なぜ事故が多いのか?

まずは「日が短い」こと。
地域にもよりますが、夕方17時をまわると急速に日が暮れていきます。
10月から12月にかけての薄暮時間帯(17時台から19時台)に死亡事故が多く発生しています。

次に、「日没時刻と帰宅時刻」が重なること。
これまでは明るい時間の運転が、暗い時間の夜間運転に変わります。
そこに、一日の疲れや「早く配送を終えたい」「早く帰りたい」という“安全第二”の心理状態が重なり、確認不足や横着な運転行動につながります。
焦り・疲れ・イライラの心理状態の時こそ、“安全が第一”で行動しましょう!

たくさんの危険が潜む薄暮時間帯は、買い物や通院の帰りに歩く高齢者が多い時間帯でもあります。
2025年の交通事故死者数は2,547人と過去最少となりました。
一方で、高齢者の死者は1,423人にのぼり、過去10年間にわたり、交通事故で亡くなる方の半数以上(全体の55.9%)を占めています。

高齢者の死者を状態別に見ると、最も多いのが「歩行中」で622人。
その中の約半数に歩行者側の法令違反があり、横断歩道のない道路の横断や、車両通過の直前・直後の横断などとなっています。
高齢者を含めた歩行者の多くは「止まってくれるだろう」と考えています。
道路上に高齢者を含む歩行者を発見したら、「渡ってくる」と考え、間を取る安全行動が必要です。
道路横断中の事故は、対向車線側、つまり右側から渡ってくる歩行者との事故が多くなります。
対向車通過の“直後”の横断は、運転者からは死角部分からの飛び出しとなり大変危険です。
早い段階で認知できるよう、周囲の危険を探しましょう。
対向車線側から渡ってくる人ほど、ライトが届きにくく発見も遅れるのも原因のひとつかもしれません。

また、秋から冬は暗い色の服(黒・紺・茶・グレー)が多くなり、運転者からは見えにくくなります。
暗くなってからでは手遅れです。
暗くなる“前”にライトを点灯しましょう。

「基本はハイビーム」

対向車や先行車がいなければハイビームで走行し、高齢者を含む歩行者や自転車を早い段階で認知することが大切です。
高齢者を含めた歩行者の特性を知り、「起こり得ること」と考えて安全行動を実践することが、プロドライバーの役割と考えましょう!

最後に、ご家族、特にご両親や祖父母の方にも安全行動の必要性を伝えてください。
「夕方以降は明るい服や反射材を身につけて」
「少し遠回りでも横断歩道を渡って」
毎日道路で危険を見ているプロドライバーの言葉だからこそ、伝わることがあります。

皆さま、今月もご安全に!

著者:株式会社FULLxALL 代表取締役 大林 謙太


 
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